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木曜会(もくようかい)は、詩人のサトウハチローが主宰した詩や童謡の勉強会。 == 概要 == 第二次世界大戦後の1946年(昭和21年)4月、詩人サトウハチローが藤田圭雄〔サトウハチローとともに木曜会をおこした藤田圭雄は、児童文学の世界にはいり、童謡集『ぼくは海賊』(1965年)、少年小説『山が燃える日』(1969年)などを著した。上(2004)〕、野上彰、菊田一夫らに呼びかけ、「山小屋」と呼ばれるサトウハチロー宅の書庫に集い、当初は日本文化について論じあっていた会合が、やがて「ウタの教室」という詩の勉強会を主催するようになっていった〔「木曜手帖」 〕。会の名称は、当初、会合のひらかれたのが木曜日であったことに由来する〔。現在に至るまで、詩や童謡における新人養成に大きな役割を果たしてきた〔藤田(2004)〕。 木曜会では、作品発表の場として『木曜手帖』が設けられ、しばらくはガリ版刷りで刊行されていたが、1957年(昭和32年)5月、多数の童謡愛好家に呼びかけて、活版印刷による月刊同人誌『木曜手帖』が創刊された〔。当初は童謡専門誌をうたって、吉岡治や片岡政子らが活躍したが、1959年(昭和34年)の2周年記念号発刊以降、木曜会木曜賞を授与するようになり、しだいに童謡誌から脱皮していった〔雑誌『木曜手帖』は平成18年6月、発行600号をもって終刊となったが、新しく「インターネット木曜手帖」として、ブログで継続している。〕。 会は、サトウハチロー死後もつづき、今日にいたっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木曜会 (サトウハチロー)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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